試合

1月26日(日)ジャパンラグビートップリーグ2020第3節vsサントリーサンゴリアス戦の様子をご紹介します

1月26日(日)、ノエビアスタジアム神戸でトップリーグ第3節vsサントリーサンゴリアス戦が行われました。
今シーズン最初で最後のノエスタ開催試合、しかも強豪・サントリーサンゴリアスとの一戦とあって、会場は朝8時頃から行列ができるほど。大勢の方々で賑わうチームブースでは、グッズの販売や合言葉「FEEL THE FIRE」と言うとキリン缶コーヒー「FIRE」がもらえる「キリンFIRE祭り」、さらに目玉企画として日本代表Tシャツ、ダン・カーター選手のサイン入りキックティーなどが当たる「100円抽選会」を実施。ほかにも、パスターゲットや等身大パネルの展示などを行い、多くの方々にお立ち寄りいただきました。

また、この日は試合前に「阪神・淡路大震災25年〜レジェンドマッチ 新日鐵釜石vs神戸製鋼 OB戦」を開催。これは共に日本選手権7連覇の歴史を持つ新日鐵釜石と神戸製鋼のOBが、阪神・淡路大震災から25年という節目の年に、震災の記憶を語り継ぎ、被災地同士の連帯感を訴えようと企画されたものです。神戸製鋼からは林敏之氏や大八木淳史氏らレジェンドたちが出場し、新日鐵釜石のV7戦士と対戦しました。試合は福本正幸チームディレクターのビックゲインから綾城高志氏がトライをマークするなど神戸製鋼が終始主導権を握り、24-10で勝利!メンバーはほとんどが50代〜60代ということで、解説を務めた増保輝則アドバイザーが「スクラムの見どころは、互いに怪我をしないところ!」とコメントするなど、珍プレーが連発しましたが、レジェンドたちの渾身のパフォーマンスに大きな拍手と歓声が湧き上がりました。キャプテンを務めた林敏之氏は「新日鐵釜石は神戸製鋼が目指したチームです。今日は一緒にラグビーができ嬉しく思います。ワールドカップ開催で高まったラグビー熱がこれからも続くよう、コベルコスティーラーズの後輩たちに託したいと思います」と語っていました。

この後、昨年20周年を迎えた人気ヒップホップグループET-KINGが登場し、名曲の数々を熱唱。会場のボルテージが上がった後、応援リーダー女と男さんの司会による試合前トークショーを実施しました。ゲストはコベルコスティーラーズの安井龍太選手とサントリーサンゴリアスで現在広報を務める元日本代表の長友泰憲氏です。満員になったスタンドを見て、安井選手は「こんなにたくさんの観客で埋まったノエスタを見るのは初めてです!」と驚いた様子。長友氏は「満員のスタジアムで試合ができて、選手は幸せですね」と話していました。その後、女と男・市川くんから現在のチームの雰囲気を聞かれ、安井選手は「開幕2連勝をしていますが、前節よりもいいラグビーができるので期待していてください!」とコメント。対する長友氏は「監督が変わり新体制で臨んでいます。チームの雰囲気もいいので、それをそのまま試合で出したいですね」と答え、今日の試合の注目選手には、安井選手は今シーズン初先発出場となる中島イシレリ選手を、長友氏はダン・カーター選手と対峙するスタンドオフの田村煕選手の名前をあげていました。最後に意気込みを聞かれ、安井選手は「間違いなく今日の試合はトップリーグの前半戦の大一番です。強いサントリーに勝って優勝に向けて突き進みたい!」と力強く宣言。長友氏は「昨シーズンのトップリーグ決勝戦では大敗したので、今回は逆に神戸を圧倒して勝利したいと思います」と話し、トークショーは終了。

ハーフタイムには、女と男さんの司会でET-KINGの5人がハイパントキャッチに挑戦するコーナーもあり、イベント盛りだくさんのノエスタ開催試合となりました。

試合は皆様の声援の後押しもあり、35-29でコベルコスティーラーズが勝利!
次節からは6節続けて神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で試合が行われます。
スタジアムに足をお運びいただき、コベルコスティーラーズに大きなご声援をお送りいただきますようよろしくお願いします。

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