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11月4日(水)ベン・スミス選手とアーロン・クルーデン選手の入団記者会見を行いました

11月4日(水)、新戦力である元ニュージーランド代表のベン・スミス選手とアーロン・クルーデン選手の入団記者会見を行いました。

会場は新型コロナウイルスの感染防止対策のため、密にならないように、早駒運輸株式会社様が運営するリゾートクルーズ船『boh boh KOBE』のデッキで実施。近くにある神戸港中突堤中央ターミナル「かもめりあ」には「ラグビーワールドカップ2019日本大会」の神戸会場ファンゾーンにて設置されていた平尾誠二元ゼネラルマネージャーのバナーが飾られています。

会見の冒頭で福本正幸チームディレクターは「平尾さんとゆかりのある場所で両選手の記者会見ができることを嬉しく思います」と述べた後、「両選手はチーム文化を吸収し、2年越しのトップリーグ連覇に必ずや貢献してくれると思います」とコメント。その後、ウエイン・スミス総監督からのメッセージが読み上げられました。

「ベンもアーロンもワールドクラスの選手であり、人間性も素晴らしいです。2018-2019シーズンの優勝に貢献してくれたアダム・アシュリークーパー、ダン・カーター、アンドリュー・エリスはチームを卒業しましたが、両選手が新たにレガシーを継続してくれることと思います」

会見は両選手の挨拶へ。まずスミス選手が「神戸の優勝に貢献できるように頑張ります」と日本語で挨拶すると、クルーデン選手も「私はアーロン・クルーデンです。すぐにプレーがしたいです。よろしくお願いします」とこれまた日本語で挨拶。これには大勢のマスコミ関係者から拍手が湧き上がりました。

質疑応答では、「日本でプレーすることを決めた理由は?」との問いに、スミス選手は「昨年、開催された『ラグビーワールドカップ日本大会』で最高の経験をしたこととコベルコスティーラーズには素晴らしいレガシーがあると聞き、そのレガシーに貢献したいと思い、加入を決めました」と回答。クルーデン選手は「いろいろな国でラグビーをしたいと思っています。日本のラグビーはここ数年間で、レベルがとても上がっているので、トップリーグで自分のスキルを試したいと思いました。数あるトップリーグのチームの中でコベルコスティーラーズを選んだのは、毎日、少しでも成長するチームだと聞いたことが大きな理由です」と答えていました。「知っている日本の選手は?」との質問には、スミス選手はオタゴ州代表やハイランダーズで以前一緒にプレーしたことがある堀江翔太選手(パナソニックワイルドナイツ)や田中史朗選手(キヤノンイーグルス)の名前を上げ、「トップリーグでの対戦が楽しみです」とコメント。クルーデン選手は山中亮平選手だと言い、2014年に山中選手がチーフス留学をした際、一緒に数ヶ月間練習したことが印象に残っていると理由を話し、「その時もスキルレベルが高かったですね。昨年のラグビーワールドカップ日本大会でも活躍していましたし、彼とまた一緒にプレーできることも楽しみです」と笑顔を見せていました。

今シーズンの目標については、スミス選手は「優勝に貢献することです」ときっぱり。クルーデン選手は「チームメイトからリスペクトを得ることとトップリーグで優勝すること」と力強く宣言していました。

会見は質疑応答の後、フォトセッション、花束贈呈が行われて終了。この様子はチーム公式インスタグラムでもご覧いただくことができますので、ぜひご視聴ください!

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