メディア

11月11日(月)「ラグビー部マーラートークライブ」に山中亮平選手がゲスト出演しました

大阪・北浜にあるラグビー普及促進居酒屋「ラグビー部マーラー」で開催の「ラグビー部マーラートークライブ」に、ラグビーワールドカップ日本大会で史上初の8強入りに貢献した山中亮平選手がゲスト出演しました。歴史的快進撃で日本のみならず世界を沸かせた日本代表メンバーの話が聞けるということで、申し込み開始後、1時間も経たずに満席になったとか。

トークライブはお客様から大きな拍手で迎えられ、山中選手が登場すると、しばし写真撮影タイムに。
その後、司会を務めるラグビージャーナリスト・村上晃一さんとトークを展開しました。予選、決勝トーナメント合わせて5試合中3試合に先発出場した山中選手は、当初「1試合に出場できたらいいかな」くらいに思っていたそうです。それが、なんと全試合に出場!裏話を交えながら開幕戦から試合を振り返っていきました。開幕戦vsロシア代表戦ではリザーブメンバーだった山中選手は先発メンバーのあまりの緊張ぶりに驚いたよう。「4年間ずっと代表でプレーしている田村(優/キヤノンイーグルス)でさえ緊張していて。全員の表情が固かったですね」と述懐。自身は後半30分から出場し、「いいパフォーマンスができた」と手ごたえを感じたそう。そのパフォーマンスをジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチに買われて、2戦目のアイルランド代表戦で先発出場。
世界ランク2位撃破には「足がつったので、後半9分に福岡(堅樹/パナソニックワイルドナイツ)と交代したんです。僕の足がつったお陰で福岡の逆転トライが生まれて勝利できました」と笑いを取る場面も。予選最後の試合となったスコットランド代表戦は、今や山中選手の代名詞となった「瞬間最高視聴率男」が生まれた一戦。試合終了のホーンが鳴った後、スクラムハーフの田中史朗選手(キヤノンイーグルス)からパスをもらった山中選手はキックを大きく蹴り出してノーサイドとなりました。この瞬間の視聴率が55.6パーセントだったとか。「いろんな番組で瞬間最高視聴率の話をさせてもらっているんですが、いい加減、恥ずかしくなってきました」と頭を掻く山中選手。しかし、「これからも『瞬間最高視聴率男』と言い続けます!」と宣言していました。
決勝トーナメントでの南アフリカ代表との一戦は、「フィジカルが強かったですね」とひと言。特にFWが前に出ることができず、苦戦を強いられたとか。「負けてしまいましたが、南ア戦での国家斉唱は忘れられません。いつもは目を閉じて歌うのですが、7万人の観客でいっぱいになったスタンドを目に焼き付けておこうしたんです。その光景に感極まってしまって」と感慨深げに語っていました。ワールドカップを振り返り「すべてが新鮮でした」と山中選手。ちなみに、ワールドカップ後に買い物にいくと、何も言わなくても「感動をありがとう!」と感謝され割引してもらうなど、良いこともあったそう。春から日本代表でラグビー漬けの日々を送ってきた山中選手ですが、「早くラグビーがしたいですね」とすでに心は来年1月から開幕するトップリーグに気持ちを切り替えている様子。「トップリーグ連覇を達成したい!」と次なる目標について話していました。

大いに盛り上がったトークの後は、村上さんと山中選手が各テーブルに回って交流する懇親会へ。さらに、グッズが当たる抽選会を実施し、最後に山中選手が「チームとしてはトップリーグ優勝。個人としては4年後のラグビーワールドカップフランス大会出場を目指して頑張ります!」と力強く宣言し、イベントは終了。遠方からわざわざお越しいただいた方もいて、山中選手も感激していました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

loading