試合

ジャパンラグビートップリーグカップ2019プレーオフ決勝vsクボタスピアーズ戦に向けてヘッドコーチ&選手コメント

プレーオフ準決勝でサントリーサンゴリアスを32−26で下したコベルコスティーラーズは、決勝戦でクボタスピアーズと対戦します。クボタスピアーズは、ジャパンラグビートップリーグカップ2018−2019のプール戦第2節にて22−24で逆転負けを喫した相手です。昨シーズンの雪辱を果たすために、そしてカップ戦初のタイトル獲得に向けて、ヘッドコーチ、選手に熱い思いを聞きました。
8月10日(土)は皆様お誘い合わせの上、花園ラグビー場にご来場いただき、コベルコスティーラーズの応援をよろしくお願いします!

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デーブ・ディロンヘッドコーチ

「決勝進出を果たせたことは嬉しいですが、まだ我々は何も達成していません。クボタというフィジカルが強く、アタックもディフェンスも良いチームに対して、自分たちのラグビーをより長い時間やり切って勝利し、目標を達成したいと思います。また、決勝戦はワールドカップ前に行われるトップリーグ最後の試合となりますので、ファンの皆様に国内最高レベルの戦いをご覧いただけるようにしたいと思います」

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アンドリュー・エリスキャプテン

「ワクワクすると同時に今年最後の公式戦だと思うと寂しさも感じています。決勝戦で対戦するクボタは、セットプレーが強いですし、バックスにもいい選手がいて、いいキッカーもいます。とてもバランスが取れたチームです。昨シーズンの対戦では悔しい思いをしました。今回、リベンジのチャンスを与えられたので、昨シーズンの借りを返したい。決勝に向けていつもより準備期間が短かったですが、チームはとてもいい1週間を過ごすことができました。試合ではグラウンドに立つ全員が春からやってきたことを実行し、社員の皆様、ファンの皆様、家族のために戦います。試合会場で熱い応援をよろしくお願いします」

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平島久照選手

「クボタはセットプレーがいいチームなので、FWが自分たちの仕事をいかにやり切ることができるかが、勝敗の鍵になってくると思います。スクラムについては8月から新ルールが適用されることになりました。サントリー戦のスクラムは、序盤はよかったのですが、組み直しが増えてからヒットがうまくできなかったり自分たちの形で組めなかったりしましたし、コラプシングの反則も取られてしまいました。1試合を通して良いスクラムが組めるようにしないといけません。スクラムの部分をしっかり修正し、クボタ戦に臨みます。昨シーズン、チームはクボタに敗れ、カップ戦の頂点に立つことができませんでした。リベンジという思いは強いです。また、このカップ戦は、昨シーズンのトップリーグチャンピオンとして圧倒して勝つこと目標にしています。チームは試合を重ねるごとに成長してきていますので、決勝戦はベストパフォーマンスを発揮し目標を体現するようなゲームをして勝利したいと思います」

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ブロディ・マクカラン選手

「クボタと対戦したことはありませんが、試合の映像を見てセットプレーが強く、BKにもいい選手が多いという印象を持ちました。決勝は簡単な試合にならないと思います。FWとしてセットプレーを安定させて、フィジカルバトルで負けないようにしたい。大学時代に決勝の舞台を経験していますがトップリーグのカップ戦はまた別物だと思いますので、とてもワクワクしています。チームにもいい緊張感がありますので、それをエネルギーに変えて、選手スタッフ一丸となって決勝戦に臨みたいと思います」

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清水晶大選手

「昨シーズンの対戦では試合終了間際に得たPGを外してしまい、結果的に2点差で敗れてしまいました。これがきっかけになり、プレースキックの練習に力を入れるようになりました。クボタに対してリベンジという思いと昨シーズンのトップリーグ決勝戦は出ることができなかったのでフィールドで優勝を経験したいという気持ちがあります。
決勝戦は中学3年の時の大阪選抜の一員として出た試合以来です。しかも、その試合も会場は花園でした。同じ会場で12年ぶりの決勝戦に臨むことになります。スタンドオフ、フルバック、ウイングでも、どこのポジションに入ってもいいパフォーマンスが発揮できるよう最高の準備をして臨みます」

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