INTERVIEW

試合後のコメント

2021年04月26日 | 取材日:2021年4月24日

ジャパンラグビートップリーグ2021プレーオフトーナメント2回戦 VS. 三菱重工相模原ダイナボアーズ戦のレポート

リーグ戦を6勝1分けとし勝ち点「2」差でホワイトカンファレンス2位となった神戸製鋼コベルコスティーラーズは、プレーオフトーナメント2回戦から登場し、東大阪市花園ラグビー場にてレッドカンファレンス7位の三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦した。外国人選手が多くフィジカルの強さに定評がある三菱重工相模原との一戦に、今シーズン初先発出場の橋本(皓)選手は「持ち味でもある激しいディフェンスでチームに貢献したい」と意気込んだ。また、負ければシーズン終了というノックアウト方式のトーナメントを前に、同じく今シーズン初スタメンを任された経験豊富なクルーデン選手は「リーグ戦よりも大きなプレッシャーがかかる中で、全員がそれぞれの役割をきっちりと果たすことが重要になります」と話した。続けて、接戦で勝利した最終節のNTTドコモ戦を振り返り、「パスなのか、キックでエリアを取るのか、アタックの判断のところで課題が出ました。三菱重工相模原戦では、すべてのチャンスをものにしたい」と必勝を誓った。

試合は相手のキックオフでスタート。そこで、いきなりノックオンをしてしまうが、大事にはいたらずにゲームは進む。9分、三菱重工陣22mライン付近のマイボールラインアウトからFL橋本(皓)選手が突進すると攻撃を継続し、WTBモエアキオラ選手がラックを形成。SH日和佐選手からパスをもらったPR中島選手がCTBバックマン選手へと飛ばしパスを繋ぎ、バックマン選手がディフェンスを外して先制のトライをマークする。SOクルーデン選手のゴールキックも決まり、7−0。さらに14分、相手のミスボールをCTBラファエレ選手がセービングしマイボールにすると、ラックから日和佐選手、FB山中選手へと繋ぎ、山中選手がそのまま40m走り切りトライを決める。15分、PGを許すも、21分、4試合の出場停止から復帰したNo.8ナエアタ選手が50m独走トライを決める。24分には相手PRがシンビンとなり、ここで一気に三菱重工相模原を突き放したいところだがインターセプトからトライを奪われ、17−10と逆に点差を詰められてしまう。相手陣深くに入るもプレッシャーをかけられて、攻撃のリズムを掴めずにミスで終わる歯がゆい展開が続く。そのまま追加得点が奪えず17−10で前半を折り返した。

思うようなアタックができない前半のフラストレーションを晴らすかのように、後半最初に得点したのは神戸製鋼。開始1分、山中選手がカウンターを仕掛けてスルリと抜け出しラインブレイクすると、サポートしていたモエアキオラ選手へと繋いで、モエアキオラ選手がトライラインを駆け抜ける。電光石火の攻撃で、ゴールも決まり、24−10とリードを広げる。10分には三菱重工陣ゴール前でのマイボールスクラムから細かくパスを繋いで、最後は橋本(皓)選手がインゴールへ飛び込む。17分に、相手のキーマンの1人であるサンウルブズでも活躍したCTBリトル選手にトライを許したものの、三菱重工相模原の反撃もここまで。その後は神戸製鋼がゲームの主導権を握り、20分にLOレタリック選手、28分に橋本(皓)選手、32分には松岡選手から代わったHO平原選手がトライを決め、50−17で神戸製鋼が勝利し、準々決勝進出を決めた。

試合後、ディロンヘッドコーチは「前半のスコアからわかるようにタフな試合でした」と開口一番コメントすると、続けて「ハーフタイムに相手よりエナジーを出して戦うことやブレイクダウンについて指示を出しました。その結果、ブレイクダウンの精度が高まり攻撃にテンポが上がり、トライにつながりました。タフな試合を勝ち切ることができた選手を誇らしく思います」と称えた。山中選手は「前半は相手からプレッシャーを受け、なかなか自分たちのラグビーができなかったのですが、ハーフタイムに修正し、後半は自分たちのラグビーができました」と笑顔を見せ、後半1分、自身のカウンターアタックからモエアキオラ選手のトライに繋がった場面を振り返り、「後半の入りは大事だと話していたので、積極的にカウンターを仕掛けました。しっかりスペースに入ってアタックができ良かったです」と笑顔を見せた。この試合2トライをマークし攻守で活躍した橋本(皓)選手は「アタックでは常にサポートを意識していたので、それがトライに結びつきました」と振り返った。

プレーオフトーナメント準々決勝の相手は、日本代表のFLラブスカフニ選手や南アフリカ代表のHOマークス選手、オーストラリア代表のSOフォーリー選手といった実力者が顔を揃えるクボタスピアーズだ。山中選手は「クボタは戦力が充実していて良いチームです。今日の前半のようなラグビーをしていたら、やられてしまいます。前半の入りから全員が激しさや自分の役割を全うして戦っていかないといけません。またトーナメントでは1つのミスで流れが変わってしまいますので、80分間、精度高く戦えるようしていきたい」と話した。橋本(大)選手は「昨シーズン以上に相手に自分たちのラグビーを分析されているように感じますが、その中で正しい判断をして、いかにミスをしないかが勝利の鍵になってくると思います。自分たちのラグビーを信じて、80分間、精度高く戦います」と山中選手同様に精度と口にした。5月9日(日)の準々決勝vsクボタでは、キックオフからノーサイドの瞬間まで集中力高く神戸のラグビーを見せてくれるはずだ。

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