インタビューInterview

試合後のコメント

2017.12.19 | 取材日:2017年12月17日

ジャパンラグビートップリーグ2017-2018第12節 vs サントリーサンゴリアス戦のコメント

トップリーグのリーグ戦も残すところあと2試合。前日に行われたレッドカンファレンス2位のトヨタ自動車ヴェルブリッツが勝利し、今節で引き分け以上の結果を残さないと、2位以内に入ることができないコベルコスティーラーズは、東京・秩父宮ラグビー場にて同カンファレンス首位のサントリーサンゴリアスと対戦した。

「サントリー戦に向けて、いい練習、いい準備ができた」とゲームキャプテンの山中。コベルコスティーラーズが、開始早々、FW・BK一体となった攻撃でサントリー陣深くまで攻め込む。3分、ゴール前マイボールラインアウトからモールを押し込み、HO木津が先制のトライ。第4節以来の戦線復帰となったFBレイのキックも決まり、7-0とする。力強いプレーの連続に応援席が大いに湧き上がるが、すぐさまサントリーが反撃を開始。13分、サントリー陣10mライン付近スクラムからBKへと展開されると11にビッグゲインを許し、最後は9-6-8と繋がれトライを献上。ゴールキックも決まり、同点にされる。さらに20分にPGで加点されると、28分、神戸陣10mライン付近のサントリーボールスクラムから8-9-10と繋がれ、最後は11が中央にトライ。その2分後には、神戸陣10mライン付近サントリーボールラインアウトから8に大きくゲインを切られ、22mライン付近に形成されたラックから9が素早くパスアウト、13-10とつながれ、トライを許してしまう。ゴールキックも決まり、7-24とリードを広げられる。前半終了間際、相手のミスボールを拾い上げ、ゴール前まで攻める場面もあったが、ゴールラインを割ることができずにハーフタイムへと突入する。

「後半1発目のトライを取ることができれば、流れを変えることができる」。ロッカールームでマッケイヘッドコーチはそう言い、選手をグラウンドへと送り出す。巻き返しが期待された後半、サントリーのキックオフをマイボールにされると、反則やミスが出て、自陣に釘付けになってしまう。10分以上にわたるサントリーのアタックを粘りのディフェンスで凌ぎ切ると、そこからコベルコスティーラーズが攻撃に転じる。その後、再三ゴール前まで迫るが、ディフェンスに阻まれ、得点することができない。結局、後半は、どちらもトライができぬままノーサイド。7-24で敗れ、コベルコスティーラーズは優勝決定トーナメント進出を逃す結果となった。試合後、マッケイヘッドコーチは「サントリー戦に向けて努力してきた選手を誇りに思います」と選手を労った後、「いい形でアタックすることもできましたが、スコアボードで相手にプレッシャーをかけることはできませんでした。我々に必要なのは、我慢。我慢してアタックし続けてプレッシャーをかけ、スコアに繋げる。今日も良いアタックをしていましたが、我慢ができずに、ミスが出たり、ターンオーバーされたりしてしまいました。そこは学んだこととして、次に生かしていきたい」とコメントした。ゲームキャプテンを務めた山中は「後半、攻めていましたが、相手のディフェンスがよく、最後にミスをしたり、ターンオーバーされたりして、取り切ることができませんでした。アタックの精度を上げていかないといけません。また、前半トライを取られたところは、連携のミスもあって、早いテンポでボールを繋がれてしまいました。ただディフェンスに関しては、後半はノートライに抑えることができ、前半の課題を修正することはできたと思います。まだ最終節が残っていますので、しっかり準備して臨みたいと思います」と話した。

優勝という特別なことを成し遂げるために、春から厳しい練習を重ねてきたが、この敗戦で夢は絶たれた。しかしまだ戦いは終わったわけではない。この悔しさを、まずは次節vsトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦にぶつける。

平島久照選手、橋本大輝選手、アダム・アシュリークーパー選手のコメントです。
  • PR 平島久照選手
    「スクラムのルールが変わってから、しっくりくるように組めておらず、前節でもプレッシャーを受けてスクラムからトライされることがありました。この試合に向けて、スクラムに時間をかけ、なんとかいい感じで組めるところまでもっていくことができました。今日はスクラムに関しては安定してボールを出せ手ごたえを感じることもできたのですが、試合に負けてしまったら意味がありません。チームとしては、相手にフェイズを重ねさせて、キックを蹴らせたかったのですが、トライをされた場面では、1次、2次の攻撃で勢いに乗られてしまって、そのままトライをされてしまいました。また攻撃でも、神戸はミスが多かった。サントリーはうまさがあります。小さいミスをついてきます。ミスを減らさないと、格上のチームには勝てません。それがよくわかった試合になりました。悔しい一戦となりましたが、まだシーズンは終わっていませんので、今、目指せるところで、一番良い順位にいけるよう全力を尽くします」
  • FL 橋本大輝選手
    「個人としては、足を怪我していて、第8節vsパナソニック戦以来の試合出場となりました。久しぶりの実戦だったので、前半は強度についていけませんでしたが、後半は順応することができました。でも全体的にはまだまだだなと。試合については、チーム力の差、個人のレベルの差が出たように思います。相手は簡単にトライを取り、うちはミスが出てトライを取れなかった。コーチには、姿勢や努力はよかったと言ってもらいましたが、それだけでは勝てません。全員がラグビー選手としてのレベルをもっと上げないと格上のチームには勝てない。そこを今日は皆が学んだと思いますので、まだシーズンは終わっていませんが、来シーズンに向けて、個人個人が意識していくようにしていきたいと思います」
  • CTB アダム・アシュリークーパー選手
    「試合は前半良いスタートを切ることはできたのですが、その後、ディフェンスで連携ミスがあり、立て続けにトライを許してしまいました。サントリーのような強いチームは、少しのミスが命取りになります。またトライには、私の友人であるマット・ギタウがほとんど絡んでいました。彼のようなワールドクラスの選手にはスペースを与えてはいけません。後半は、チャンスが何度かありましたが、相手のディフェンスがよく、我々からボールを奪っていき、スコアに結びつけることができませんでした。優勝という目標を今シーズン達成することはできなくなってしまいましたが、まだ試合は続きます。ファンの皆様や会社関係者の皆様、そして家族が誇りに思うようなプレーをし、良い形でシーズンを終わらすことができるようにしたいと思います」

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