インタビューInterview

試合後のコメント

2017.12.12 | 取材日:2017年12月09日

ジャパンラグビートップリーグ2017-2018第11節 vs 近鉄ライナーズ戦のコメント

前節ロスタイムに同点にされ、第7節以来勝利がないコベルコスティーラーズは、近鉄ライナーズと対戦。レッドカンファレンス2位以内に入るためにも、残り3試合、負けることは許されない。

CTB山中のキックオフではじまった試合は、入りから皆、気合いがみなぎる。そして試合はいきなり動く。相手キックを山中がチャージすると、相手陣ゴール前で近鉄ボールのラインアウトとなり、チャンス到来。これをターンオーバーし、連続攻撃を仕掛けて、最後はSHエリスからパスを受けたSOイーリがディフェンスを切り裂き、先制のトライ。イーリのゴールキックも成功し、7-0とする。さらに16分、WTB林がトライをマーク、22分にはPGで加点し、17-0とリードを広げる。このままコベルコスティーラーズのペースでゲームが進むかに思われたが、前節で課題に上がったスクラムがこの日もプレッシャーを受けてしまう。29分、近鉄陣10mライン付近神戸ボールスクラムを押し込まれると、近鉄No.8にボールを拾われ、そのままゴール前まで走られてしまう。そこからボールをつながれ、トライを献上。ゴールキックも決まり、17-7に。その後、スコアは動かぬまま、ハーフタイムへ。

「自分たちのリズムでアタックすればトライが獲れる」。そう話をして挑んだ後半6分、神戸陣10mライン付近でLO中島がボールを奪うと、エリスのキックで近鉄陣22mライン付近までエリアを戻す。自陣から攻める近鉄から再びターンオーバーすると、BKへと展開し、最後はWTB大橋が左隅へとグラウンディングして22-7に。13分にPGを決められるが、16分、ハーフライン付近で山中が相手SOのパスをインターセプト、そのままインゴールまで走り切り、27-10とする。しかし、ここから我慢の時間帯が続く。20分、キックカウンターから連続攻撃を仕掛けられ、トライを決められると、その後も、ディフェンス一辺倒となり、自陣での戦いを強いられる。前節の嫌な記憶が蘇るが、FL西林がうまく絡んでターンオーバーしたり、ディフェンスでプレッシャーをかけ相手のミスを誘ったりして、トライラインを死守する。そして34分、近鉄にインテンショナルノックオンの反則が出ると、コベルコスティーラーズは、ボーナスポイント獲得を目指し、トライを狙いに行く。ゴール前ラインアウトからモールを押し込むと、最後はPR山﨑がインゴールへ。さらに37分には、大橋から代わったWTB正面が足技でトライを決め、リードを広げる。終了間際に、近鉄にトライを奪われるものの、最終スコア39-22でノーサイド。コベルコスティーラーズは、3トライ以上の差をつけて勝利し、5ポイントを獲得した。試合後、マッケイヘッドコーチは「求めていた結果を出すことができ、満足しています」と5試合ぶりの勝利に笑顔を見せた。ゲームキャプテンを務めた山中も「なかなか勝利することができず、後がない状況でしたが、今週、良い練習ができ、良い形でトライを重ねることができました」とまずは安堵の表情。その後、「課題は前節と同じく反則が多いこと。特に後半、きつい時に反則が多くなっているので、その部分は修正しないといけません。またアタックもFW・BKとしっかりリンクし、いいアタックはできていますが、さらに精度を高めないといけない」と反省点を述べた。

次節は、レッドカンファレンス1位のサントリーサンゴリアスとの対戦だ。HO木津は「今日スクラムを押された近鉄に対して、サントリーはプレッシャーをかけていました。今以上にスクラムを安定させることができるよう、なんとかしないといけません。スクラムは大きな課題です。今週、時間をかけて取り組んで、サントリー戦に臨みます」と話す。山中は「ディフェンスが鍵になると思います。反則をしないで、しっかり相手を止めて、アタックではキックを使いながら敵陣でラグビーをしていきたい」と語った。最高の準備をして、コベルコスティーラーズはサントリー戦に挑む。

長崎健太郎選手、中島イシレリ選手、橋本皓選手、谷口到選手、林真太郎選手のコメントです。
  • HO 長崎健太郎選手
    「リコー戦、Nコム戦でメンバーに入っていましたが、出番がなくて、今日は入部2年目の2015-2016シーズン、ヤマハとの3位決定戦以来の公式戦出場となりました。久しぶりにトップリーグの試合に出ることができ、うれしく思います。パフォーマンスについては、後半17分にグラウンドに入り、エナジーアップしないといけなかったのですが、タックルを外される場面もあり、そこは修正していかないといけません。ただ持ち味であるワークレートに関しては出せたように思います。チームとしては、この試合は背水の陣で臨みました。勝利はもちろんですが、ボーナスポイントを取ることも目標でした。なんとか最後に守り切って、ボーナスポイントを取れたことは良かったです。でも、規律の部分やセットプレー、特にスクラムは大きな課題です。その部分は修正していかないといけません。個人としては、また出場のチャンスをもらえたら、後半出た時にチームの勢いを加速していけるようなプレーをしていきたいと思います」
  • LO 中島イシレリ選手
    「先発は、10試合出場停止の処分を受けた昨シーズンのクボタ戦以来です(前節はリザーブ)。処分はすでに解かれていたのですが、ヤマハ戦の前に怪我をし、リハビリをしていました。試合に出たくて仕方がなかったので、前節から公式戦のグラウンドに立つことができ、うれしいです。今日、意識していたのは、インパクトあるプレーと規律の部分です。規律のところではノーバインドでタックルにいってしまって、そこは反省しないといけません。チームの勝利に貢献できるよう、次節も全力を出し切りますので、応援よろしくお願いします!」
  • FL 橋本皓選手
    「今日は4度目のメンバー入りとなりました。そのうち、試合に出たのは、昨シーズンの第6節vsリコー戦の1度だけ。しかもその時は1分間だけの出場。今日は後半28分からグラウンドに入り、これまでで一番長い出場時間となりました。グラウンドに入った時は、我慢の時間だったので、ディフェンスの回数が多くなることはわかっていました。その中で、ブレイクダウンでジャッカルを狙っていたのですが、なかなかボールに絡む機会がなくて。良かった点は、タックルを一度も外されなかったこと。反省点としては、グラウンドに入ってすぐにディフェンスの際、コースを間違ってしまって…少しバタバタしてしまいました。12分間ですが、公式戦に出場できたということを良い経験にして、これからも成長していけるようにしていきたいです」
  • No.8 谷口到選手
    (この試合でトップリーグのリーグ戦通算100出場を達成)
    「トップリーグ100試合出場を目標にしていたわけではないですが、試合に出たいという気持ちでやってきて、積み重ねていった結果が100試合になったという感じです。節目の試合を勝利で飾ってもらって、チームメイトには感謝の気持ちしかありません。これからも試合に出て勝利に貢献できるよう、取り組んでいきたいと思います!」
  • CTB 林真太郎選手
    「負けられない試合が続く中でチームとして良い練習ができ、それを出すことができた試合です。フォーカスしていたのは、自分たちのリズムでアタックすることとダブルタックルです。特にアタックは良かったと思います。ディフェンスに関しては、相手FBに対して抜かれる場面もありましたが、まずまず手応えを感じています。個人としては、WTBとしてボールタッチの回数を増やすことを意識していました。そこは、まだまだ少ないと思いますので、改善していけるようやっていきたいと思います」

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