インタビューInterview

試合後のコメント

2017.09.04 | 取材日:2017年09月02日

ジャパンラグビートップリーグ2017−2018第3節 vs クボタスピアーズ戦のコメント

昨シーズン、雨のキンチョウスタジアムで16-23と逆転負けを喫したクボタスピアーズとの対戦。会場となった万博記念競技場には前節を超えるファンが集結した。

コベルコスティーラーズは、リベンジを果たそうと1週間、準備をしてきたが、急遽、No.8谷口が外れ、LOに張が入るというアクシデントに見舞われる。しかし、「前日にやるべきことをしっかり確認しあったので、まったく不安はなかった」と安井が話してくれたよう、試合開始から選手たちは最高のパフォーマンスを発揮する。コイントスで勝って、風上を選択したコベルコスティーラーズは、3分、10mライン付近マイボールラインアウトからFL橋本(大)がオーバーボールをキャッチし、SHエリスにつなぐと、サポートしていたWTB大橋にボールが渡り、そのままインゴールへダイブ。レイのゴールキックも成功し、7−0。その5分後には、クボタ陣10mライン付近のマイボールラインアウトからBKに展開、10mライン付近中央ラックからSHエリス、FL安井とつなぎ、エアポケットのように空いたディフェンスの穴をつき、安井が約40m走り切りトライ。ゴールも決まり、14-0とする。2本のサインプレーが見事に決まり、勢いづいたコベルコスティーラーズは、安定したセットプレー、風上を利用したキックによるエリアマネジメントで、クボタ陣で優位に試合を進めていく。21分にはクボタ陣22mライン付近のマイボールラインアウトからFW・BK一体となった攻撃で、LO張がインゴールへと飛び込むものの、TMOにより、ノートライの判定となるが、押せ押せムードの中、試合再開のゴール前マイボールスクラムから右へと展開し、CTB山中が縦を付きポイントを形成すると、エリス、安井と短くパスをつないで、最後はCTB重がトライ。ゴールキックも決まり、21-0と突き放す。さらに26分にPGで加点、31分には、ゴール前ラインアウトモールを押し込み、LOベッカーがトライを決め、31-0で折り返す。

風下に立った後半も先に得点したのは、コベルコスティーラーズ。11分、相手の反則で得たクボタ陣22mライン付近のマイボールラインアウトからフェイズを重ねて、ベッカーがトライを挙げる。ゴールキックも決まり、38-0。その後、風の影響もあり、キックの飛距離が伸びなかったり、反則が出たりし、自陣でプレーをする時間が続くものの、32分には、CTB清水(晶)がトライをマーク、キックも決まって45-0にする。36分、トライを献上するが、45-7で試合終了。コベルコスティーラーズは昨シーズンの借りをきっちり返し、開幕3連勝を果たした。

試合後、マッケイヘッドコーチは「選手たちがそれぞれの役割をしっかり全うしてくれました。選手たちの努力に感謝したい」と述べた後、「前半のパフォーマンスは良かったのですが、後半はキックゲームのところでミスがありました。ラインアウトでプレッシャーをかけることができていたので、キックでボールを出し、敵陣でラインアウトにして戦いたかったのですが、それができなかったが反省点として挙げられます。ただ全体的に見ると満足のいくパフォーマンスでした」と振り返った。前川キャプテンは「前半、風上に立ち、立て続けにトライを取ったことで勢いに乗れました。後半は我慢する時間が続きましたが、その中でトライが取れたのは大きい。ディフェンスも試合を通じて良かったです」と満足そうに笑顔を見せた。

次節は、秩父宮ラグビー場で、NECグリーンロケッツとの対戦となる。クボタスピアーズ同様、NECグリーンロケッツも、昨シーズン、4トライを挙げながらも、悔しい負けを喫した。前川は「リベンジします!」ときっぱり。「チームは試合を重ねるごとに成長しています。でもまだまだ成長できる。NEC戦も成長したところを見せて、勝ちにいきます」と意気込みを口にした。なお、今節のマンオブザマッチには、絶好調のWTB大橋が選出された。

安井龍太選手、大橋由和選手、渡邉隆之選手のコメントです。
  • LO 安井龍太選手
    「木曜日のメンバー発表では僕はLOだったのですが、(谷口)到さんの負傷で、急遽、FLに入ることになりました。そういうアクシデントはありましたが、僕自身は3年ぶりのLOだったので、FLの方が慣れているのでやりやすかったということもありますし、チームとしても、前日にやることをしっかり確認できていたので、落ち着いて試合に臨めました。それにクボタスピアーズは、昨シーズンの対戦では、イシ(中島イシレリ)のレッドカードで約70分間、14人で戦うことになり、さらにヤンブーさん(山下裕史)、(山下)楽平が怪我と、不運の連続で敗れてしまった相手。今シーズンは、絶対に負けたくないという気持ちで臨み、全員が自分たちの役割を全うできました。またフィジカルで圧倒できたことも勝因のひとつです。個人的に、入部以来、初めて開幕スタメンを逃し、悔しい思いをしていました。ここからコンスタントに先発出場できるようにアピールしていきたいと思います」
  • WTB 大橋由和選手
    「クボタはいいアタックをしますし、FB合谷選手のランも脅威的なので、神戸はしっかりコミュニケーションをとって組織的なディフェンスで対抗しようと話していました。タックルしてすぐに立ち上がり、形になるなど、今日はディフェンスがよく機能したと思います。アタックについては、最初の2本のトライはサインプレーから。練習通りにうまくハマって、この2本で随分と楽になりました。でもさらにアタックの精度を上げていかないといけません。試合を重ねて、よくなっているのはディフェンスのコミュニケーションの部分。アタックでは、(山下)楽平やフレイ(フレイザー・アンダーソン)といったトライゲッターが不在の中で、みんなでボールをつないでトライを取っていくことをさらに磨いていきたい。個人的には、先日行われたサッカーW杯アジア最終予選の日本代表 vs オーストラリア代表戦を見て、触発され、ワークレートを上げていかないといけないなと思いました。井手口選手(ガンバ大阪)並みに走り回るよう、次節でも頑張ります!」
  • PR 渡邉隆之選手
    「これまでの2試合は出番がほとんどなかったので、今日は約30分間グラウンドに立つことができ、楽しかったです。ただスクラムでもアタック&ディフェンスでも、ミスなくできましたが、チームに勢いを与えるようなプレーができていたかと言われれば、できなかった。無難にこなしたという感じです。それに最後、足が止まってしまいました。後半に投入された時に、スクラムで圧倒するなど、チームにエネルギーを与えることができるよう、もっとプレーの精度を上げていきたいと思います」

PAGE TOP