close-up KOBE

-Long interview-

2021/02/19 | 取材日:2021年1月7日

「ジャパンラグビートップリーグ2021」に向けて part.2 デーブ・ディロンヘッドコーチインタビュー

「ジャパンラグビートップリーグ2021」に向けてコベルコスティーラーズはプレシーズンマッチ4試合を行い全勝で、2月20日(土)に開催の第1節vsNECグリーンロケッツに臨みます。現行の制度では最後となるトップリーグ開幕はもう目の前!就任3年目の指揮官、デーブ・ディロンヘッドコーチにチームの仕上がり具合や目標などを伺いました。

デーブ・ディロンDAVE DILLON
進化した神戸のラグビーで勝利し
ファンの方々に元気をお届けする
100パーセントに仕上げていざ開幕戦へ
チームは10月5日から全体練習を再開しました。スミス総監督は、オフ期間中、コーチと選手がオンラインでコミュニケーションを取り、選手がしっかりトレーニングを積んでいたお陰で高いフィットネスレベルを維持したまま練習に入ることができたと話をされていました。

「その通りです。コロナ禍で多くの制約がありましたが、日本、韓国、ニュージーランド、南アフリカとそれぞれの場所で、選手たちがコーチの提供するプログラムをしっかりこなし、全体練習を再開した日に行ったフィットネステストでは皆が素晴らしい結果を出してくれました。また、今のチーム体制になって3年目です。戦略戦術への理解度、スキルなど、これまでで一番高いレベルからスタートすることができました。それに全員が目を輝かせて練習に取り組み、意欲的な姿勢を見せてくれたことも嬉しかったですね」

トップリーグに向けて強化してきたところを教えてください。

「すべてです。今シーズンももちろんアタッキングラグビーを標榜します。ただ、アタックは昨シーズンと同じでは、スカウティングの技術が上がってきていますので、他チームが対応していきます。相手のスカウティングを上回るようなアタックをしようと強化を進めてきました。ディフェンスについても磨きをかけて、さらに精度を高めてきました。今シーズンのトップリーグではアタック、ディフェンスともに進化を遂げた神戸のラグビーをご覧いただきたいと思います」

開幕戦まで10日を切りましたが(取材日は1月7日)、チームの仕上がり具合はどうですか?

「近鉄ライナーズとのプレシーズンマッチは中止になりましたが、予定していた4試合を負けなしの全勝で終えることができ、さまざまなコンビネーションを試すことができたことも良かったです。ただ、100パーセントの仕上がり具合かと聞かれれば、まだまだ。クボタスピアーズ戦(12月19日)では規律の部分をはじめ、さまざまな課題が出ました。プレシーズンマッチ最後の試合となったホンダヒート戦(1月7日)で、それらがすべて修正できたわけではありません。開幕までに100パーセントに近づけられるようにしていきます」

プレシーズンマッチでは、新加入のベン・スミス選手をフルバックやセンターで起用しました。

「彼はいろいろなポジションを高いレベルでプレーすることができます。プレシーズンマッチでもその才能をいかんなく発揮してくれました。どのポジションでプレーするのか、トップリーグを楽しみにしていてください」

成長し続けるチームでありたい
チームは2年越しのトップリーグ連覇がかかっています。ずばり目標は?

「もちろん、頂点に立つことです。そのために我々は自分たちのラグビーをさらに高めようと努力しています。『優勝する』と言うことは簡単ですが、それを実現することはとても難しい。我々は会社、社員の皆様、ファンの皆様のために優勝ができるよう、チャレンジしていきます」

優勝を達成するために重要なこととは?

「全員が成長する意識を持つことです。1日の練習をフィードバックし、次の日にそれを活かして成長につなげる。その積み重ねが大切です。遠くを見るのではなく、目の前のことをひとつひとつクリアしていく。昨シーズンと同様に成長し続けるチームでありたいですね」

では最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

「ファンの皆様は、チームにとって特別な存在です。昨シーズンは大勢の方々がスタジアムに集まってくれてスタンドが真っ赤に染まり、とても感動しました。今シーズンはコロナ禍で開催されるトップリーグとなります。コロナの影響で昨シーズンのようにスタジアムに足を運ぶことができないかもしれないですが、皆様が応援してくれていることは感じています。皆様にコベルコスティーラーズの進化したラグビーを見ていただき、元気をお届けしたいと思いますので、今シーズンも応援よろしくお願いします」

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