インタビューInterview

close-up KOBE -Long interview-

2019/07/25 | 取材日:2019年06月05日

新加入選手インタビュー Part.5 高尾時流選手&韓尊文選手

この春、先輩たちとともにチーフスへ派遣された九州共立大学出身の高尾時流選手と大阪朝鮮高校、流通経済大学で活躍した韓尊文選手のインタビューをお届け。

両選手に今後の目標などを伺いました。

取材日:2019年06月05日

長年レギュラーとして神戸のスクラムを支える平島(久照)さんのような選手を目指します。

高尾 時流
SHIGURE TAKAO


PROFILE

■1996年8月15日生まれ(22歳)、福岡県福岡市出身

■平尾ウイング→みやけヤングラガーズ→筑紫台高校→九州共立大学

■ポジション/PR

■身長・体重/176cm・110kg

取材日:2019年06月05日

すべてにおいてレベルアップして、人生初の日本一を経験したい

韓 尊文
JONMUN HAN


PROFILE

■1996年7月7日生まれ(23歳)、大阪府大阪市出身

■大阪朝鮮高校→流通経済大学

■ポジション/FB

■身長・体重/184cm・89kg

コベルコスティーラーズで初めて会いました
−両選手は入寮後に初めて会ったのでしょうか。

韓「これまで対戦したことがまったくなかったので、コベルコスティーラーズで初めて時流に会いました」

−お互いの印象は?

韓「無口で怖そうな人だなと思ったのですが、仲良くなったらよく喋るし面白いし、第一印象とはまったく違いました」

高尾「僕は人見知りが激しくて打ち解けるまで時間がかかるのですが、尊文から積極的に声をかけてきてくれてありがたかったですね。ニュージーランドで一緒だった重(一生)さんもですが、関西出身の人はみんなフレンドリーですね」

−高尾選手は、この春、重一生選手、落合知之選手、チャーリー・ローレンス選手、同期の井上遼選手と一緒にチーフスへ派遣されました。ニュージーランドでの武者修行はどうだったのでしょうか。

高尾「日本を出ること自体が初めてのことだったので、パスポートもこのために取得しました。ニュージーランドでは選手のフィジカルの強さに圧倒されましたが、通用するところがありましたし、スクラムについても体の大きな相手に対してしっかり押すことができ手応えを感じました。1年目からこのような素晴らしい経験をさせていただき感謝しています」

これまでの競技歴について
−ところで、両選手のこれまでの競技歴について伺いたいのですが、ラグビーをはじめたきっかけを教えていただけますか。

韓「中学まではサッカーをしていたのですが、父と兄も大阪朝鮮高校のラグビー部出身だったので、中学3年の時に花園の大阪府予選決勝を見に行ったんです。その試合で朝高(大阪朝鮮高校)は強豪の大阪桐蔭高校に勝利し、全国大会出場を決めました。とても感動し、高校ではラグビー部に入ろうと思ったのがきっかけです」

高尾「小学6年からラグビーをはじめました。6年の時の担任の先生がラグビースクールでコーチをしていて誘われたことがきっかけです。それまで僕はスポーツをまったくしていなかったので、かなり太っていたんです。どうやら先生にプロップ向きの体だと思われたようです(苦笑)」

−実際にラグビーをやってみてどうでしたか?またポジションは?

高尾「僕はラグビーをはじめた時からずっとプロップです。スクラムを組むことも、ぶつかり合うことも楽しかったです」

韓「高校1年の時はセンターやウイングでプレーしていたのですが、当時から180cmを越えていたこともあり、2年の時はロックやフランカーをしていました。それからまたセンターに戻りました。ラグビーはルールを覚えることが大変でしたが、プレー自体は面白かったです」

−韓選手は、高校時代、いつから試合に出られるようになったのでしょうか。

韓「2年から公式戦に出場するようになりました。ただ、3年の夏以降メンバーから外れてしまって、結局3年の花園もリザーブでした」

−高校卒業後は流通経済大学へ進みました。

韓「レベルが高い関東の大学で自分の力を試してみたかったんです。大学では2年から試合に出られるようになったのですが、3年の時に前十字靭帯を断裂し、1年以上ラグビーができませんでした。初めての大怪我で辛い思いもしましたが、復帰後はレギュラーポジションを獲得しましたし、大学時代は精神面を含めて選手として成長することができました」

それぞれの持ち味とは?
−高尾選手は高校も大学も地元・福岡の学校ですね。

高尾「一度も福岡から出たことがなかったので、まさか関西で生活することになるとは思ってもみなかったです。大学時代、コベルコスティーラーズのOBである高倉(和起)さんから指導を受けていて、いい経験になるから神戸のトライアウトを受けてみたらどうかと言われたんです。それで、トライアウトを受けさせていただき入部することが決まりました。コベルコスティーラーズは輝かしい歴史と伝統があるチームです。そのようなチームの一員になれたことを誇りに思います」

−韓選手がコベルコスティーラーズに入部を決めた理由は?

韓「コベルコスティーラーズには大学の先輩もたくさんいます。でも何よりコベルコスティーラーズはラグビーをはじめた頃から憧れのチームでした。1日も早く公式戦で赤いジャージを着てプレーしたいですね」

−それぞれの持ち味を教えてください。

韓「周りを活かすプレーが持ち味です。あと、ハイボールの処理も得意です。今はウイングでプレーすることが多いので、今後はトライを取り切る力も身につけていきたいです」

高尾「プロップ一筋ですので、セットプレーには自信があります!」

平島選手、アシュリークーパー選手を目指して
−今後どういう選手になっていきたいですか?

高尾「具体的な名前を出すと、九州出身で同じ左プロップの平島(久照)さんのような選手です。以前から高倉さんに平島さんのことはいろいろと聞いていました。日本代表として活躍されてワールドカップにも出場された経験があります。実際に一緒に練習をして、スクラムの強さ、知識の豊富さに圧倒されました。足の位置、手の置き方など、スクラムを組む度にアドバイスしていただいていますし、これからもたくさんのことを平島さんから学んでいきたいです。そして、いつか僕も平島さんのように長年レギュラーとして神戸のスクラムを支えることができるよう一生懸命頑張ります!」

韓「昨シーズンまでコベルコスティーラーズでプレーしていたアダム・アシュリークーパーのような選手になりたいですね。攻守ともに高いレベルでプレーでき、ミスをしない。そういう選手になれるよう努力します」

−今後の目標をお願いします。

韓「まずは今シーズン1試合でも多く試合に出られるように頑張ります。そのためには、神戸のラグビーをもっと理解しないといけないですし、それを遂行するスキルを身につけないといけません。すべてにおいてレベルアップして、人生初の日本一を経験したいと思います」

高尾「セットプレーが持ち味ですが、先輩たちと比べるとまだまだ足りないところは多いので、スクラムのスキルを磨いてレギュラーを獲得したいと思います。コベルコスティーラーズの連覇に貢献できるよう頑張ります!」

−では最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。

韓「ファンの皆様には『尊文』と呼んでもらいたいです。顔と名前を覚えてもらえるように、試合に出て良いパフォーマンスを発揮したいと思います」

高尾「試合に出たら、スクラムに注目してください!応援よろしくお願いします」

−ありがとうございました。

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