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2011-2012シーズン インタビュー

取材日:2011年6月30日

小泉和也FWコーチインタビュー Part.1

2009-2010シーズンをもって現役引退した魂のタックラー・小泉和也氏が、今シーズン、FWコーチとしてチームに帰ってきた! 現在、引退後に進学した大学院を休学し、FWの強化を務める小泉コーチにインタビューしました。

コーチにならないかと打診があったのはいつ頃ですか?

小泉
「3月頃だったと思います。ただ大学院のことがあるので、すぐには返事できませんでしたが、「やらせていただきたい」と気持ちは伝えました。幸い休学の手続きがスムーズにできたので、コーチを引き受けさせていただきました。」

強い神戸のFWを作り上げたカンバランドコーチの後ということで、プレッシャーもあったかと思うのですが。

小泉
「昨年、高校、大学で指導をしていましたが、フルタイムのコーチというのは、もちろんはじめての経験です。プレッシャーが半分、自分自身への期待が半分という感じです。」

コーチとして、目標としている指導者はいるのでしょうか?

小泉
「カンビー(カンバランドコーチ)に指導をしてもらった時に、すごく新鮮で、いいコーチだなと思いました。ですから僕もそんな風に選手に思ってもらいたい。そしてカンビーができなかったことや僕にしか伝えられないことをやりきりたいと思っています。」

具体的にはどんなことを伝えていきたいと。

小泉
「決まりごとを守ることや試合でどんなにキツくても、厳しい状況でもやり通すということ。それをまず伝えたいと思っています。」

今シーズン、チームに戻ってきて、チームに変化はありましたか?

小泉
「昨年1年間で、グラウンドの中の空気が変わったと思いましたね。練習で100%出し切る、競争意識などは、随分と高まっていました。それは、苑田(右二ヘッドコーチ)やカンビーが昨シーズン、作り上げた文化だと思います。」

今シーズンのテーマは、「進化」ですが、さらにコベルコスティーラーズのFWが進化するために必要なものとは、何だと思われますか?

小泉
「昨シーズンの試合を見ていていると、せっかくポイントまで到達しているのに、正確でないプレーをしていたり、遅かったりというプレーがたくさんありました。正確なプレーをし、もうワンテンポ早くそれができていれば、いいボールが出て、トライが獲れていたのではないかと感じたことが多々あったんですね。僕は、シンプルにやることが、良い仕事に繋がると思っているんです。正確にやるためには、シンプルな方がいいですし、その正確さはよりスピードがあった方がよりいいと思います。シンプル、正確性、スピードを、FW全員が身につけることができれば、進化できると思います。あとは個人が、自分の持ち味をさらに伸ばしていく。タックルが得意だったら、そのレベルをもっと上げて、自分のウリで勝負する。個々が持ち味をより出し合えば、さらに強いチームになると思っています。」

FWの選手たちが、小泉コーチは、細かいプレーを教えてくれるので有り難いと言っていましたよ。評判も上々ですね。

小泉
「そうですか(笑)。今の選手は、そのポイントに行くことはできるんですけど、ポイントに入る場所を見つることや、強くぶつかることができていないですし、1人でできる仕事を2人でやっている時もある。結局、その場所に行っても、良い仕事ができていない。じゃあ良い仕事をするためには、どうしたらいいのか。それを伝えています。特に新しいことはやっていないんです。」

基本的なことを教えられているだけだと。

小泉
「本当に必要なことだけです。それだけでは十分ではないけど、それができるようになると応用が効くようになると思います。シンプル、正確性、スピードのほかに、ポジショニングなど、できることをどんどん増やしていって、その中の3つをやり切る。その3つのキーワードは、対戦するチームによって変わってくる。例えば、相手がボール獲得にチャレンジしてこないチームだったら、ポイントの近くで拾って抜けるようにする。じゃあ、そのためにはどうすればいいのか。それが、その試合でのキーワードになり、FWがそのキーワードに従って連鎖的に動けるようになる。そして、どんなにキツい状況でも、それをやり切る。」

パート2に続く。

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