インタビューInterview

close-up KOBE -Long interview-

2019.03.12 | 取材日:2019年02月03日

退部選手インタビュー Part.7

取材日:2019年02月03日

「コベルコスティーラーズでチャレンジできました。
全力でやり切った2年間なので、心残りはありません」

芦谷勇帆
YUHO ASHIYA

PROFILE

■1991年7月2日生まれ、京都府京都市出身

■京都市立陶化中学→伏見工業高校→早稲田大学→キヤノンイーグルス→神戸製鋼コベルコスティーラーズ(2017年入部/2年間在籍)

■ポジション/LO

■2018-2019シーズンまでの公式戦出場回数/1

−今の心境をお聞かせください。
「キヤノンから移籍し、日本人も外国人も一流の選手ばかりの中でチャレンジできました。公式戦には1試合しか出場することはできませんでしたが、やり切った2年間だったので、すっきりしています。心残りもありません。それに、コベルコスティーラーズは、僕がラグビーをはじめた頃から憧れていたチームだったので、2年間という短い間でしたがプレーできたことを誇りに思います」
−チャレンジできた2年間だったと。
「入った当初は、あまりにも周りの選手のレベルが高すぎて、衝撃を受けました。そんな中でどうしたら試合に出られるようになるのかを考えて取り組んだのですが、なかなか試合メンバーに入ることができませんでした。では、試合に出られないなら、出られないなりに何かチームのためにできることがあるんじゃないか。以前の自分だったら、そんな風に考えなかったと思います。そこは、コベルコスティーラーズに入って、人として成長したところだと思います。ノンメンバーとして、対戦相手のラインアウトを分析し、試合形式の練習で相手の動きをしたり、試合メンバーにアドバイスをしたりしてきました」
−ノンメンバーとしてチームを支えてきたんですね。
「そこは自負しています。だから、決勝戦でサントリーに勝って優勝した時は心から嬉しかった。ノンメンバーとしてチームを支えてきて、優勝に貢献できたと思いますので、素直に感動しました」
−コベルコスティーラーズに入って「衝撃を受けた」と言われましたが、もっとも衝撃を受けたことを教えてください。
「昨シーズン、(アンドリース・)ベッカーからラインアウトのことをもっと考えるように言われました。ラインアウトの組み立ては課題のひとつでしたので、僕なりにちゃんと考えていると反論したら、『仕事中も、家に帰ってからも、寝る前も、ずっと考えているのか?』と聞かれて...。さすがにそこまでは考えていないと謝ったら、ベッカーから『僕は24時間ずっと考えている』と返ってきたんです。世界で活躍する選手は、それくらい高い意識で取り組んでいるんだと衝撃を受けました。ラインアウトに関していうと、(伊藤)鐘史さんも知識が豊富で、まさにスペシャリスト。そういう選手と一緒にプレーできたことも、財産です」
−最初で最後の公式戦出場となったカップ戦総合順位決定トーナメント1回戦vsNTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦はどうでしたか?
「後半35分からの出場でしたが、会社の方や両親も応援に来てくれていたので、みんなの前でプレーしている姿を見せることができて良かったです。また、ボールを持ってゲインもできて、神戸で成長したところを出すことができました」
−今後は社業に専念されるのでしょうか。
「そうです。これからは、同じ部署の前川(鐘平)さんや沢居(寛也)さん、以前一緒の部署だった(勝木)来幸を応援しにスタジアムへ足を運びたいと思います」
−では最後にファンの皆様方へメッセージをお願いします。
「ファンの数も多くて、熱狂的で、さすが神戸製鋼と1年目に思ったことをよく覚えています。チームブースやイベントで、すぐに顔を覚えていただき、名前を呼んでもらって、嬉しかったです。2年間、頑張ることができたのは、ファンの皆様の応援があったから。短い間でしたが、ご声援ありがとうございました。これからは、僕も皆様と一緒にコベルコスティーラーズを応援していきます。試合会場で会った時はぜひ声をかけてください!」

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