インタビューInterview

close-up KOBE -Long interview-

2019.03.13 | 取材日:2019年02月04日

ただ今、チーフス留学中!重一生選手&落合知之選手

2月から4月まで2ヶ月間、提携関係にあるスーパーラグビーのチーフスでトレーニングを積む重一生選手、落合知之選手、チャーリー・ローレンス選手、そして2019年度から新しくチームの一員となる高尾時流選手と井上遼選手。現在、ニュージーランドから「海外派遣!選手の武者修行日記」として週に1度、レポートをしてくれています。日本を発つ前に、重選手と落合選手に決意を語ってもらいました。両選手がラグビーの本場で身に付けたいものとは?インタビューをお届けします。

「1分でも1秒でも長く試合に出て、経験を積んできたいと思います!」

重一生選手(左)
ISSEI SHIGE

PROFILE

■1994年12月5日生まれ、大阪府大阪市出身

■吹田ラグビースクール→常翔学園高校→帝京大学→神戸製鋼コベルコスティーラーズ(2017年入部)

■身長・体重/170cm・86kg

■ポジション/CTB

■2018-2019シーズンまでの公式戦出場回数/21

「ラグビーの本場で1つでも多くのことを吸収して帰ってきます」

落合知之選手(右)
TOMOYUKI OCHIAI

PROFILE

■1994年6月29日生まれ、新潟県五泉市出身

■北越高校→流通経済大学→神戸製鋼コベルコスティーラーズ(2017年入部)

■身長・体重/185cm・95kg

■ポジション/WTB

■2018-2019シーズンまでの公式戦出場回数/2

−今シーズン、チームはトップリーグ15季ぶり、日本選手権大会18季ぶりの優勝を達成しました。ご自身にとって、2018−2019シーズンはどういう1年だったのでしょうか。

重「怪我が多いシーズンになりました。入部1年目のシーズンが終わった後、足を痛めていたので、春からリハビリ生活を送っていました。復帰後も、すぐに肉離れを起こしてしまって...。肉離れは、今シーズンだけで、結局4度もやってしまったんです。シーズン終盤は怪我もせず、自分のプレーができましたが、もし怪我なく春から練習を積めていたら、もっと成長することができていたと残念に思います。来シーズンは良いスタートを切りたいです」

落合「僕は、春から怪我もなく体が動いていて、パフォーマンスも良かったので手応えを感じていたのですが、夏合宿で脳震盪を起こしてしまいました。その後、足首を負傷し、10月の練習試合で手首を骨折してしまいました。結局1試合も公式戦に出場することができずにシーズンが終了し、悔しさがあります」

−この春、チーフス派遣メンバーに選ばれましたが、打診を受けた時、どのように思いましたか?

重「昨年春に一度打診されていたのですが、先ほど話したように足を怪我していたこともあり治療に専念することになりました。もう一度チャンスをもらえたらチャレンジしたいと思っていたので、打診を受けた時はすごく嬉しかったです」

落合「昨年12月半ばに(ウェイン・)スミス総監督と(デーブ・)ディロンヘッドコーチから打診を受け、その時に、『チーフスでいろいろなことを学んで成長して帰ってきて欲しい』と言われました。期待に応えられるよう頑張らないといけないと気が引き締まりました」

−海外でラグビー留学をした経験はあるのでしょうか。

重「僕は高校2年と3年の時に、ニュージーランド・オークランドで2ヶ月間、プレーした経験があります。2年の時は、同級生数人と一緒に留学し、ただただ本場のラグビーに触れることが楽しかった。3年の時は、1人でニュージーランドへ行き、クラブチームでプレーしました。当時、僕はFBをしていたのですが、同じポジションの選手がすごく自由な発想でプレーしていたことが、すごく新鮮でした。その選手と話をして、ラグビーは自由にプレーしていいんだと思うようになりました。2度目の留学は僕のプレースタイルを変えてくれて、たくさんの収穫がありました」

落合「僕は今回が初めてです。これまで僕は高校日本代表などに縁がなかったので、海外遠征の経験がほとんどありません。海外でプレーしたのは、大学時代の韓国遠征と昨年6月にモーリシャス共和国で行われた国際大会『ビーチコマー・ワールドクラブ・テンズ』の2回だけです。昨年春にチーフス留学を経験したナベ(渡邉隆之)やアキ(清水晶大)に話を聞いて、情報収集しているところです」

−チーフス派遣で成長させたいところとは?

重「高校時代と比べると、自分自身も成長していますので、より高いレベルでチャレンジできると思います。ニュージーランドでは、まず自分自身の強みであるコンタクトの強さが、どこまで通用するのかを試してみたい。それから課題であるパススキルとアタックする際のディフェンスとの間合いを調整するところを身に付けてきたいです。同じポジションのクーピー(アダム・アシュリークーパー)や(リチャード・)バックマンと比べて、コンタクトレベルは劣っていないと思うのですが、パススキルやアタックに差を感じました。チーフスでトップレベルの選手のプレーを間近で見たり、話を聞いたりして、スキルを習得してチームに帰ってきたいと思います」

落合「手首を骨折し、ボールを触らないままシーズンが終了してしまいました。今はいつでもプレーできる状態なので、とにかくラグビーがしたい、試合がしたいという気持ちが強いです。ニュージーランドでは、自分の持ち味であるボールを持って突破するところをさらに良くすることと、課題であるハンドリングとステップ、ディフェンスのスキルを身に付けてきたいと思っています。ハンドリングは、特にボールをキャッチするスキルが低いと言われるので、そこを良くしたい。ステップについては、細かいステップを切ることができないので、僕の体格でそれができるようになれば、強みが増えると思っています。ディフェンスはもともとあまり得意ではなくて...。タックルする時の、自分にとってベストの間合いをつかめていないとコーチ陣から言われています。ニュージーランドで1つでも多くのことを吸収できるように積極的に取り組んできます」

−ちなみに英語に対して自信のほどは?

落合「外国人コーチが多いので、聞き取れるようにはなってきました。ただ、英語で言葉を返すことができないので、身振り手振りで乗り切ります!」

重「僕も同じような感じですね。派遣メンバーが同じアパートに住むのではなく、今回は一人一人違う家庭でホームステイをするということなので、英語も学んできたいですね」

−では最後にチーフス派遣に向けて意気込みをお願いします

重「1分でも1秒でも長く試合に出て、ラグビーの本場で経験を積んできたいと思います。最終的にチーフスで試合に出ることを目標に貪欲に頑張ります!」

落合「クラブチームも激しくて、コンタクトレベルが高いと聞いています。ニュージーランドというラグビー大国で経験を積ませていただけることに感謝し、期待に応えられるよう成長してチームに帰ってきたい。来シーズン、1年目の時と比べて、すべてにおいてレベルアップしたと思ってもらえるように、2ヶ月間、頑張ってきます!」

−両選手の成長した姿を見られることを楽しみにしています!ありがとうございました。

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