インタビューInterview

close-up KOBE -Long interview-

2017.11.30 | 取材日:2017年10月17日

トップリーグ終盤戦に向けて:ジムマッケイ

8月18日に開幕したジャパンラグビートップリーグ2017-2018。コベルコスティーラーズは第9節を終えて6勝3敗勝ち点29で、レッドカンファレンス2位という成績を残し、1ヶ月間のウインドウマンスへ。指揮官が終盤戦の戦いに向けて決意を語ってくれた。

毎試合毎試合、選手もスタッフも自分たちが持っているすべての力を出し切って全力で戦っていきます
−BKに怪我人が多い中で開幕戦から6連勝をしました。
「一貫性のあるセレクションをし、良い結果を出すことができたのですが、6試合を終え、さらに怪我人が増え、大幅にメンバーを変更せざるを得ない状況になりました。しかしながら、この6連勝で、自分たちがやっていることを信じる力がついたと思います」
−怪我人が増えた中で迎えたキヤノン戦、パナソニック戦で黒星を喫しました。改めて敗因はどこにあったと思われますか?(取材日は第9節前に実施)
「キヤノン戦については、前節のヤマハ戦でニック(イーリニコラス)が負傷したことも大きかったですが、何よりチームとして試合に向かうマインドセットとエナジーの部分が足りなかったように思います。キヤノンの方が勝利を得ようと懸命にハードワークしていました。その一点につきます。パナソニック戦は、ヤマハ戦と同じようなゲームプランで戦いましたが、精度に大きな差がありました。特にキックの精度は、相手の方が高く、キックを起点にトライを多く取られてしまいました。ただ我々コーチ陣もいい準備をすることができていたのかと言われれば、どうか。例えば、パナソニックは我々のラインアウトディフェンスがいいことを理解した上で、スローイングをクイックにしたり、ショートラインアウトにしたりし、ジャンプオプションではないところに投げて、すぐにプレーしてきました。我々コーチ陣の準備にも差があったように思います」
−8試合を終えての収穫と課題は?
「一番の収穫は、ディフェンスです。ここ2試合は失点が多かったですが、ディフェンスは成長を感じています。アタックに関してもカウンターアタックやターンオーバーからのアタックは昨シーズンよりも良くなっています。またセットプレー、特にラインアウトについてはトップリーグ上位の成功率を誇ります。それに、シゲ(重一生)やアキ(清水晶大)といった新人が安定感あるパフォーマンスをしてくれていることもチームの将来にとってプラスです。課題は、パナソニック戦で出たキックの精度、そしてゴール前に迫った時のプレーの正確性や規律といった部分など。まだまだ課題は多いです」
−ウインドウマンスでの強化ポイントを教えてください。
「キックの精度をはじめ、これまでの試合で出た課題の修正と我々が目指すラグビーの理解度をさらに高めていきたいと思います。この部分については、誰が試合に出ても、同じように高い理解度を保てるようにならなくてはいけないということも含まれています。メンバーを大幅に変えた試合では、それまでの6試合と比べて理解度が落ちていたように思いますので、そこも追求していきたいですね」
−トップリーグで優勝するためには、まずレッドカンファレンスで2位以内に入らなければいけません。負けられない戦いが続きますが、勝利する上で何が重要になってくると思いますか?
「どの試合でもコンスタントに高いパフォーマンスを発揮し、常に正しいマインドセットを持つことです。そして、試合に向けての1週間を、対戦相手がどこであっても、特別なものとして準備し、試合当日、精度高くやり切る。次のことを考えるのではなく、毎試合毎試合、選手もスタッフも自分たちが持っているすべての力を出し切って全力で戦っていきます」
−では最後にファンの皆様方へメッセージをお願いします。
「痛い敗戦はありましたが、現時点でレッドカンファレンス2位につけています。負けることはもう許されないという状況ですが、我々はトップリーグ優勝という特別なことを達成しようとしています。ファンの皆様には最後までその道のりを楽しんでもらいたいですね。終盤戦も応援よろしくお願いします」

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